大手町から世田谷方面 約16Km徒歩6時間 会社にスニーカーと帰宅マップを常備

Case Study 『田園 でらいと』 さんの場合

地震時最寄駅: 大手町
帰宅・待機最寄駅:世田谷?
帰宅までの時間:6時間
距離:約16Km

『田園 でらいと』 昨日の地震と帰宅の顛末

大手町から三軒茶屋を超え世田谷方面へ約6時間徒歩で帰宅。会社にスニーカーと帰宅マップを常備されていたことや、土地勘のある同僚と途中まで一緒だったことなどで、ほぼ迷うこともなく帰宅されました。

4時半過ぎ、ついに同じ沿線在住の女性の同僚と、歩いて帰ることを決めました。
決意した理由は…
・二人とも比較的歩きやすい靴を履き、コートを着ていた
・帰宅支援マップが手元にあり、かつ、途中の経路について同僚が土地勘がしっかりあった
・単独ではなく一緒に行く相手がいた
・私は、保育園ど学童で待っている子供たちがおり、夫か私、どちらかがお迎えに行かないと
 いけない状況だったため、なるべく早く帰宅したかった

準備周到な方ですが、保育園に通うお子様がおられるようで、携帯も通じず安否を心配されながらの道のり、旦那さんとは早々に連絡がとれたようですが、その後不通に。ミクシィで連絡がとれるようにしたいとの教訓を残されています。

大混雑で、呆然としながら渋谷駅で電車再開を待つ人々の群れを抜け、その後は国道246号と東急田園都市線が通るルートを、ひたすら西へ。池尻大橋、三軒茶屋。
とにかく歩道も車道も、信じられない混雑です。歩道の幅が細くなっている場所では、車道に人があふれていました。中にはまれに、殺気立っている人も…。
とはいえ、おおむね、これが日本人の素晴らしいところだと思うのですが、みんな整然と、行儀良くもくもくと歩いているのです

「帰宅支援マップ」は、そう高いものでもなく、水・トイレ・情報などを提供する帰宅支援ステーションなどの施設がどこにあるかなどの詳細な情報が載っていますので、必須でしょう。
そして、捨てようかと思っているくたびれたスニーカーを会社に置いておくことが命の綱となります。

パンやおにぎりなど食料、飲料はまず確保すべきですね。

同じルートで帰宅してきた人が、異口同音に言っていたのが「途中のお店で、スニーカーを買っている人がいた。自転車屋に行列して自転車を買っている人がいた。コンビにのパンやおにぎりが品切れになっていた」。
それを考えると、何年も前からデスクの下にスニーカーと帰宅支援マップを置き続けていた自分を、ちょっと誉めてあげたくなりました。

大手町から三軒茶屋方面への徒歩ルート

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