四谷から狛江まで徒歩~生田へ 約17Km徒歩+電車

Case Study 『北欧雑貨と西三田団地北欧暮らし』 さんの場合

地震時最寄駅: 四谷
帰宅・待機最寄駅:生田
帰宅までの時間:4時間半
距離:16Km(狛江まで)

『北欧雑貨と西三田団地北欧暮らし』 大地震後、四ツ谷から徒歩で帰宅

四谷から狛江まで約17Km歩き、復旧した小田急で生田まで帰られた方の記録です。

東京直下型地震に備え、自宅まで2日かけて帰られたこともあったとのことで、道順も把握されていました。

19:30にオフィスを出て、外苑経由で青山通りへ。
宮益坂を下りて道玄坂を上り、池尻大橋、三軒茶屋で食事休憩。
世田谷通り、桜小を過ぎ、狛江で電車に乗るまで約5時間。
自宅のある生田駅到着が1:00過ぎだったとのこと。

たまたまその日着ていたゴアテックス素材のコートは、雨風を通さず汗を逃がしますので非常時のアイテムとしては最適です。
夏冬問わず勤務先に一枚あると重宝するでしょう。

服装はシャツに厚手カーディガウン、たまたまその日着てきたゴアテックス素材のコート。
四ツ谷から池尻までは風が強かったので、軽量で防風、防寒に優れたゴアテックス素材は正解でした。
靴は、何年も履き慣らしたローファー。
そろそろ疲れてきたので、雨の日用に下ろそうかな、と思っていたくらい足に馴染んでいたので、これも正解でした。

冬のような気温の中を歩くことを考え、食料をコンビニで調達。
暖かいお茶と菓子パン1個、カントリーファーム1袋。
途中でしっかり夕食をとるつもりでいたので、あえて余計なものは買わず、軽量で高カロリーの携行食にとどめました。

(電気、ガスのライフラインが止まった中では、時間の経過とともに食料調達が困難になることも予想されるので、被災したら先ず食料を確保するのがベストかもしれません)

万一靴ずれした時にと「バンドエイド」も購入されています。
靴ずれはその場所が痛いだけでなく、かばって歩くために腰をはじめ全身に負担をかけて体力を奪っていきます。
非常に賢明で大切なものだと思います。

登山の好きな方なのでしょう、冬山経験から「食欲を感じてからの摂取では遅いことを冬山で経験しているので、食欲がなくても一定時間ごとに食べる」というのは非常に重要なメッセージです。

カントリーファームは袋から出して、いつでも食べられるようにコートのポケットに入れておく。
寒い中では、食欲を感じてからの摂取では遅いことを冬山で経験しているので、食欲がなくても一定時間ごとに食べる。
非日常下では気持ちが高揚して、食欲を感じないものです。

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