都庁から勝どきまで徒歩で帰宅
Case Study 『田中龍作ジャーナル』 さんの場合
地震時最寄駅: 都庁(新宿)
帰宅・待機最寄駅:勝どき
帰宅までの時間:
距離:約10.2Km
石原都知事の4選出馬会見を取材に行かれた時に地震が起こり、会見は中止、徒歩で勝どきまで帰宅されています。
都庁のエレベータは止まっており、会見室のある6階から歩いて1階まで歩いて降りた。
地下鉄、JRとも運転を見合わせているため路上に人が溢れている。携帯がつながらなくなっており、駅周辺の公衆電話には長蛇の列ができた。
バスやタクシーは動いているが、バスは満員、タクシーの空車はほとんど見当たらない。
歩き疲れて歩道の端に座り込む女性の姿が時折見られた。ヒールは長距離の歩行には向いていないことが改めて分かる。
幹線道路は車で埋まっていた。5分以上待ってわずか2~3メートルしか動かない。一寸ずりだ。
自宅あるいは避難所までは歩いた方が早い。それを改めて知った。
今回の地震で得た教訓を列挙する。
・歩きやすい靴(ヒールや固い靴は長距離歩行には不向きだ)。
・外出時は現金最低2~3千円を所持する(飲食は自宅、避難所までたどり着くエネルギーとなる。店内で休息もできる)。
・家族銘々でツイッターのアカウントを設ける。
・スマートフォンは電池の消耗が激しいので予備バッテリーを持ち歩く(携帯電話は家族と連絡を取るのに必要不可欠)。
携帯電話はつながらない。ツイッターは常時つながる。
当時はSNSと言えばツイッターかミクシィでした。どちらも常時接続が可能でした。
災害の際には、カード等の決済ができないことも考えられます。
少額でも現金は必要ですね。