築地(東銀座)から目黒まで徒歩 等々力へバスで

Case Study 『ZEROの再構築日記』 さんの場合

地震時最寄駅: 築地
帰宅・待機最寄駅:目黒~等々力
帰宅までの時間:徒歩2時間(帰着4時間半)
距離:徒歩7.9Km

『ZEROの再構築日記』 東京徒歩帰宅記~地震のあとで~革靴とハイヒールの整然とした人波

築地(東銀座)から目黒まで2時間を徒歩、目黒からご自宅の等々力までバスで帰られた方の記録です。

狭い道になると「革靴とハイヒールの行軍」が一列ですれ違い、「優秀なアリさんたちを想起させた。」と書かれているのが印象的です。

目黒駅で寒風の中、震えながらバスを待ち、乗車率300%のバスで4時間半かけてようやく帰宅されたとのこと。おつかれさまでした。

記録は、整然と取り乱さない人々の様子に、「こうゆう時の日本人の公(おおやけ)の精神は総体としてスゴイと思うし、誇りに感じる。」と結ばれています。

革靴とハイヒールの人波の中に、ヘルメットを被っていたり持っている人たちがいる。非常持出し袋と書かれたリュックを持っている方もいる。大企業はそのへんはちゃんと準備されているのだろう。有名企業のロゴの入ったヘルメットも散見される。揃いのヘルメット連中を見ていると、どうやら会社が徒歩帰宅シミュレーションをしていて、そこで定められたメンバーで歩いている人たちもいるみたいだ。

徐々に歩道が狭くなってくる。やっとすれ違えるくらいの歩道幅になると、我々の行軍は礼儀正しく1列縦帯になる。幅のない歩道橋を1列ですれ違う人波は蟻塚から出入りする優秀なアリさんたちを想起させた。

東銀座から目黒まで

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