田町から二子玉川まで徒歩~あざみ野に帰宅

Case Study 『てくてくテクネコ』 さんの場合

地震時最寄駅: 田町
帰宅・待機最寄駅:あざみ野
帰宅までの時間:4時間37分
距離:徒歩15.5Km あざみ野までの総距離25Km

『てくてくテクネコ』 帰宅困難者になりました体験記

IT会社を経営しておられる方の体験記です。

田町から、六本木、渋谷経由で二子玉川まで徒歩で、田園都市線復旧で神奈川のあざみ野まで電車で帰宅、されています。

夕方5時頃出発で午後10時頃二子玉川まで5時間ほどで歩かれています。

私は、Googleのお薦めには従わず、六本木経由で渋谷に出て、国道246号に沿って二子玉川に出ることに決めました。国道246号に沿っていつも利用している東急田園都市線が走っています。多少遠回りになっても、途中のどこかで電車が復旧することを期待していました。

田町から二子玉川は最短距離だと約13Km。しかし、自分の知っている道15.5Kmを選ばれています。
これは心情として理解できますし、二子玉川で空いている始発に乗車できた幸運にもつながっているような思います。

・公式な情報を手に入れるためのワンセグ携帯の必要性
・ローカル情報を知るためのTwitterとSkype
・Googleマップで徒歩経路をブックマークし、電車に依存しない最短ルートを把握しておくべき

などを提言されており、非常に参考になりました。
他の方の体験を見ていても、渋谷、品川などの主要駅付近は人が多くて思うように歩けないという弊害があります。
徒歩で帰る決断をされたら大きな駅には近づかない、というのは教訓になるかもしれません。

渋谷に近づくにつれて歩く人が増え、車道にはみ出したり横断舗道の信号待ちで渋滞になったりしました。渋谷の駅前に来ると、混雑はさらにひどくなりました。舗道が細くなっている部分では思うように歩けないくらいの混雑でした。

東急電鉄の改札口は、運転再開を待つ人が集まっていました。バス乗り場は田町よりさらに長い列ができていて、どこの列がどの路線の列なのかわからないくらい長く伸びていました。気が立っていてつまらないケンカをしている方を見受けました。渋谷から電車やバスに乗るのでなければ、こういう時は渋谷に近寄らない方がよさそうです。

ローカル情報はTwitterとSkypeで
日頃からTwitterやSkypeで信頼できるグループを形成しておくことの重要性を改めて認識しました。Skypeは携帯電話で規制がかかっているような状況でも影響されませんし、Twitterは電車の最新状況などニュースに載りにくいローカルな情報を入手できます。左手にガラケーでワンセグを見ながら、右手にスマートフォンでローカル情報を入手するのが正しい使い方と言えるでしょう。

田町から二子玉川までの徒歩ルート

少し遠回りになっても、自分の知っている道、土地勘のある道を通るのは賢明な判断だったと思います。

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