渋谷から荻窪まで徒歩4時間30分+バス50分

Case Study 『テキスタイルフリー』 さんの場合

地震時最寄駅: 渋谷
帰宅・待機最寄駅:荻窪
帰宅までの時間:徒歩4時間30分+バス50分
距離:約35Km

「徒歩4時間30分+バス50分」3・11帰宅難民体験!

渋谷で被災され、目黒の友人を頼りますが友人も家の片付けに追われており徒歩での帰宅を決意されます。

目黒、恵比寿、渋谷、原宿、新宿から青梅街道を進んで、荻窪からバスで帰宅されています。

写真とともに非常にリアルな情景を描写されています。

地震情報が欲しくて渋谷スクランブル交差点の電光掲示板を見たのですが
コマーシャルばかりで地震情報はちっとも写らない…
(こんな時にこそすぐに流して欲しいのに)
決局は携帯のワンセグなど、携帯でテレビ情報を見ている人がほとんど。

渋谷の「ハチ公口」のモザイクの壁画が
余震のときに「飛び出す絵本」のように前後に
グアングアン揺れていたのには驚きました。

渋谷は身動きできないくらいの人!
ぞろぞろと、原宿・新宿方面に帰宅難民(帰宅困難者)の
たくさんの人が歩いています。
どこのコンビニもたくさんの人が、飲み物や食料を買っていました。
靴屋さんはスニーカーを買う女性客でいっぱいでした。
中にはスリッパを履いて歩いている女性もいました。

さすが歩きはじめて4時間近くになると、太ももや背中が痛くなり
かなり厳しい状況に…
街道沿いのホテルでは、水を提供しているところや
消防署や、企業などでは「トイレ」を提供してくれたり
区役所の職員が、緊急避難所の看板を掲げ
帰宅難民の避難所になっている小中学校を誘導していました。

バスは普通なら20分~30分ということですので、歩くとさらに10Km(2時間)くらいでしょうか。よかったですね。

目黒から荻窪への徒歩ルート

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