新宿から中野へバス移動、中野サンプラザ1Fホールで宿泊
Case Study 『Child Reserch Net』 さんの場合
地震時最寄駅: 西新宿
帰宅・待機最寄駅:中野サンプラザで宿泊
帰宅までの時間:
距離:
西新宿から、近くのホテルでタクシーに乗ろうとするも100m以上の長蛇の列の上、タクシーは30分に一台くるかどうか。
2時間待ってあきらめ、都心から少し離れた中野までバスで移動しますが、通常なら20分程度のところを2時間かかります。
前を通るバスで都心から一寸離れた中野に行くことにしたのです。そうすればタクシーも拾えると考えたからです。幸いバスにはすぐ乗れましたが、普段なら30分もかからないで着ける中野に到着するのに、交通渋滞で2時間もかかってしまったのです。
また、中野でもタクシー待ちの長い行列で、宿泊することを決められます。
中野駅前のタクシー乗り場は、列は多少短かった様ですが、新宿のホテル前と同じような行列が待っていました。
帰宅をあきらめて宿を探すことにして、まずは腹ごしらえと、開いていた駅前の居酒屋に飛び込んで、やっと落ち着いて食事をとることが出来ました。ただ、店員は二人、サービスは望むべくもありませんでした。
中野サンプラザの一階ホールを、帰宅出来ない人達のために開放していることがわかり、早速ドアを開けて入ってみると驚きました。
床にゴロ寝している、すでに100人を超える老若男女が目に飛び込んで来たのです。
幸い、中野区の職員が親切に対応して下さり、区の緊急用の毛布を1枚いただき、コートを床に敷き、毛布をかぶって眠りにつきました。
暖房のきいたホールで、床暖房があるのか、床はほかほかとしていて、寒さを感ずることもなく睡眠をとることが出来たのです。
新宿のホテルの前の行列に並んでいた時の、冷たい北風で震える程の寒さに比べれば、ゴロ寝とは言え正に天国でした。
暖房に床暖房!!
他の方の体験に比べても「まさに天国」な避難所ですね。