北千住から横浜~戸塚~鎌倉へ

Case Study 『鎌倉だより』 さんの場合

地震時最寄駅: 北千住
帰宅・待機最寄駅:鎌倉
帰宅までの時間:4~5時間
距離:約60Km

『鎌倉だより』 大地震-帰宅難民に

北千住に停車中の電車内で地震に遭われました。北千住から鎌倉までは約60Km。

とても歩いて帰れる距離ではありませんので、電車が復旧するまで北千住で待機。その待機中に携帯の充電ができたことで、ネットで電車運行状況を確認しながら、ベストな路線を選択をされています。

23時半頃から千代田線で表参道、銀座線で渋谷へ、東急東横線で横浜、さらに地下鉄で戸塚まで行き、奥さんに車での迎えを頼みながら午前3時に帰宅されたという記録です。まわりの様子や写真なども交え、淡々と綴られています。

ほぼ東京を横断した横浜、鎌倉までの道のりは、参考になる方も多いのではないでしょうか。

また、電車の運転が再開されるまでの間、JRはシャッターを締め切り、私鉄は構内やトイレなどを解放していたというのも重要な情報です。さもあらん・・とは思いますが、災害時には私鉄の駅へ!

JR北千住駅は利用客を外に出してシャッターを閉ざしてしまっています。結局このシャッターはこの日開くことはありませんでした。
これもどうかと思います。
地下鉄千代田線の北千住駅は入り口を開けて職員が常に情報を人々に流していたし、トイレを開放して人々にサービスを提供し続けていましたが、JRのシャッターは閉まったままです。

冷たいよな、ジェイアール。と思いました。

銀行のATMで待機されていた方も多いようですね。「追い出された」とありますが・・・。

銀行のATMコーナーでもたくさんの人が寒さをしのいでいました。これも助かりますね。明るくて冷たい風にさらされない空間はとてもありがたいものです。

この写真はりそな銀行のATMコーナーですが、この後通りかかった住友銀行のATMコーナーからは、11時に閉めるということで、中にいた人たちが警備員に追い出されていました。

住友銀行も冷たいょなぁ・・・・さっきのりそな銀行のATMコーナーはどうなったんでしょうか?

こういう時は、困っている人たちに使わせてやっても良いのではないでしょうか。寒くて暗い外に追い出されるのはツライですよ。

ご本人も書いておられますが、携帯(ネット)の情報は重要ですね。非常時には、予備のバッテリーなど電源確保が、大げさな話でなく生死をわけるかもしれません。

JRは11日中の復旧は早々とあきらめた模様ですが、少しでも鎌倉に近づきたいのでとりあえず動き出します。

地下鉄で移動している中でも携帯でネット情報を確認しながら移動します。

ここで、先程の充電が効いてきます。これは非常に重要です。その後どう動けばよいかと言う判断材料が有るのと無いのとでは大違いです。

北千住から鎌倉への徒歩ルート

この方は、電車が動くのを待っておられましたが、徒歩だと64.2Km・・・
競歩選手でもないと無理です。。

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