代々木上原から上野へ徒歩5時間
Case Study 『Great Spangled Weblog』 さんの場合
地震時最寄駅: 代々木上原駅
帰宅・待機最寄駅:上野
帰宅までの時間:5時間
距離:約14Km
『Great Spangled Weblog』 東京出張で帰宅難民になった
新潟県中越地震を経験された方。
たまたま東京大学生産技術研究所で地震現地調査報告会に来られていて地震に遭われたとのこと。
井の頭通りを皇居方面に東進、会社の事業所で夜を明かし、翌日、朝7時に出発するも、帰宅は午後1時頃になったということで、たぶん普段の3倍くらいかかっているのではないかと思われます。
非日常の高揚感に乗せられてここまで来たが、勢いで歩けるのは2時間、10km弱が限界だと知った。
スマホの充電ができなく、夜はスイッチを切っていたとのこと。電源・・、重要です。
今回、ウォークマンとスマートフォンの電池はほとんど切れかけた。せっかく買ったモバイルブースターは、半日の出張だからと持ってきていなかった。ウォークマンはまあどうでもよいが、スマートフォンの電池が足りなくなったのはつらかった。泊まった事業所にマイクロUSBの充電器もケーブルもなく、スマホの充電器ならあるよ、と渡されたのはiPhone用で使えなかった。やむなく夜間電源を落として、翌日使えない事態を避けた。
スマホを完全放電させなくてよかったと思った。私鉄の復旧を察知できたのもWebを見られたから。この時代、携帯型の情報機器への電源確保も、非常時にはかなり重要だということを実感した。