お台場から赤羽まで徒歩~武蔵浦和

Case Study 『明日を信じられる時代になって欲しい。』 さんの場合

地震時最寄駅: 台場
帰宅・待機最寄駅:武蔵浦和
帰宅までの時間:17時間
距離:約35Km

『明日を信じられる時代になって欲しい。』 世紀の大地震、最後の頼みは「2本の足」、陸の孤島・お台場から赤羽まで徒歩、武蔵浦和まで17時間

青海フロンティアビルで「関東大地震、東海大地震、東南海大地震、南海大地震」が、「4連発」で同時に起こる可能性が大である」と講演をされていた直後に地震が起こったという方です。

16時頃「テレコムセンター駅(ゆりかもめ)」へ行くも全線ストップ。

16:30頃「東京テレポート駅(りんかい線)」まで30分かけて歩くもここもダメ。
    ベイブリッジの作業員用の歩道が開放されているのを偶然見つけて、1時間ほど歩いて芝浦へ抜け、田町駅へ。

19時頃 田町駅から新橋~内幸町~池袋。
    池袋から赤羽駅までは道を探しながら徒歩5時間以上

7時頃 赤羽駅でようやく電車に乗るが、2時間停車したまま

9時頃 赤羽駅から武蔵浦和駅(9:35着)

と、実に17時間かかってようやく帰宅されています。

復旧は絶望的なのに、多くの乗客たちが、寒風が吹きっさ茶裸子寒風のなかで、うずくまり、復旧するのをじっと待っている。

駅前ロータリーの複数のバス停では、長い行列ができていた。

だが、バスのほとんどは、「貸切」と表示していて待っている人たちをまったく乗せようとしない。

遠くに離れたたった1つのトイレの前には、用を足したい男女が、これまた長い列を成して待ち続けている。

公衆電話は、二つだけで、ここでも10メートル以上の行列だった。

回りの施設では、客たちを追い出していたから、暖を取る場所は、1つもなかった。

『お台場は陸の孤島』になると言われてきたのが、現実なったのである。

テレコムセンター駅から赤羽への徒歩ルート

普段は通れないベイブリッジを通られているので若干違いますが、24~25Km道のりです。

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